報道資料
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2012年9月3日
株式会社 テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-3
~TAD Evolutionシリーズ~
スピーカーシステム「TAD-E1」のピアノブラックモデルを発売
商品名 | 製品名 | 希望小売価格(税込) | 発売時期 |
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スピーカーシステム | TAD Evolution one TAD-E1-K |
1,102,500円(1本) | 10月中旬 |
企画意図
株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(TADL)は、妥協しないものづくりにこだわり、最高の音質を目指したハイエンドオーディオ"Referenceシリーズ"とデジタル技術に対応した"Evolutionシリーズ"を市場に導入しています。
このたび当社は、Evolutionシリーズのスピーカーシステム「TAD Evolution One」のピアノブラックモデル「TAD-E1-K」を発売します。「TAD Evolution One」は、位相の一致したポイントから、広帯域にわたって指向性をコントロールして再生するCST(Coherent Source Transducer)ドライバーを搭載するなど、Referenceシリーズで培ってきた点音源再生と自然でなめらかな音場空間表現を実現しており、発売以来高い評価を頂いています。既発売の「TAD-E1-WN(エボニー柄)」に、艶やかで深みのあるピアノブラックモデルを加えることにより、お客様の好みやインテリアに合った色をお選びいただけます。
TAD-E1-Kの主な特長
1) 高級感のあるピアノブラック仕上げのキャビネットを採用
滑らかで深みのあるピアノブラック仕上げのキャビネットを採用しています。漆黒を実現するポリエステル塗装を採用し、塗装のクオリティーを左右する吹き付け作業、下地塗装の研磨、磨き上げを熟練の職人が行うなど、丁寧に時間をかけて仕上げています。
2) 「なめらかな音」と「自然な音の広がり」を再現する同軸スピーカーユニット「CSTドライバー」を搭載
本機は、位相の一致したポイントから、広帯域にわたって指向性をコントロールして再生する同軸スピーカーユニット「CSTドライバー」の搭載により、安定した定位と自然な音場空間を実現しています。ミッドレンジのコーン形状は、同軸配置したトゥイーターの指向特性をコントロールするように設計され、トゥイーターとミッドレンジのクロスオーバーにおける位相特性と指向特性とを一致させることで、全帯域で自然な減衰特性と指向放射パターンの両立を実現し、CSTドライバーのみで250Hz~100kHzという超広帯域再生が可能です。
3) トゥイーターに独自の蒸着法で加工したベリリウム振動板を、ミッドレンジには軽量で高内部損失のマグネシウム振動板を採用
トゥイーターの振動板に、軽量で剛性に優れたベリリウムを採用し、独自に開発した蒸着法で内部損失を大きくすることにより、優れた高域共振の減衰特性を実現しています。また、トゥイーターの形状設計には、コンピュータ解析による独自の最適化手法「HSDOM(Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Method)」を採用しており、分割振動とピストンモーションをバランスよく組み合わせることで、100kHzまでの超広帯域再生を実現しています。ミッドレンジには、マグネシウム振動板を採用することで、材料固有の共振音の影響を排除し、歪みの少ない音を再生します。
4) ウーファーに、歪みが少なく高いリニアリティの新開発振動板「Multi-layered Aramid Composite Shell Diaphragm」を採用
ウーファーに、軽量で高剛性なアラミド繊維の織布と不織布を何層にもラミネートした新開発の振動板を採用し、センターキャップとコーンをシェル状(殻形状)に一体化することで、豊かな低音再生とクリアな中低域再生を実現しています。また、強力なネオジムマグネットを使用したTポール型磁気回路の採用により、小さな振幅から大きな振幅まで均一な駆動力を実現しています。
5) キャビネットの不要共振を低減する「SILENT(Structurally Inert Laminated Enclosure Technology)エンクロージャー」を採用
高剛性の樺(バーチ)合板を骨組みに使用し、高内部損失のMDF材と組み合わせることで、高い強度と低い共振を実現する「SILENTエンクロージャー」を採用しています。後部をティアドロップ形状にすることで、音の回り込みをコントロールして音場の再現性を高めるとともに、キャビネットの不要共振を低減しています。また、エンクロージャー内部の定在波解析を行い、最適な吸音材を選定して効果的に配置することで、音像・音場に悪い影響を及ぼす内部定在波を排除しています。
6) ウーファーの能力を引き出す「エアロダイナミックポート」を採用
大入力、大振幅時にも、スピーカーユニットがストレス無く駆動し、クリアな低音を再生するフレア形状の「エアロダイナミックポート」を採用しています。
7) エンクロージャー内部の音圧影響を排除した「ISO(Isolated)マウントネットワークフィルター」を採用
剛性の高いアルミベースにネットワークフィルターをマウントしてベース部に格納した「ISO(Isolated)マウントネットワークフィルター」を採用しています。エンクロージャー内の内部音圧の影響を排除し、クリアな低音を再生します。
主な仕様
型式 | 3ウェイ位相反転式フロア型 |
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スピーカー構成 | 3ウェイ方式 |
ウーファー | 18 cmコーン型 × 2 |
ミッドレンジ / トゥイーター | 同軸14 cmコーン型 / 3.5 cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 28 Hz~100 kHz |
クロスオーバー周波数 | 250 Hz、2 kHz |
出力音圧レベル | 88 dB(2.83 V ・ 1 m) |
最大入力 | 250 W |
公称インピーダンス | 4 Ω |
ユニット極性 | 低域(+)、中域(+)、高域(+) |
外形寸法 | 1,166 mm (H) x 334 mm (W) x 512 mm (D) |
質量 | 54 kg |
付属品 | スパイクコーン x 3 pcs 転倒防止スパイク x 2 pcs スパイク受け x 3 pcs ショートケーブル(シングルワイヤ用ショートタイプ) x 1 pc ショートケーブル(シングルワイヤ用ロングタイプ) x 1 pc クリーニングクロス |