STORY
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「The Artistic Intent, Intact」を実現する
TADのコアテクノロジー
一言で「The Artistic Intent, Intact」といえども、その実現のためには、TADの名前の由来でもある"綿密な理論検討と正確な実験に裏付けられた工学的アプローチ"という裏付けが必要です。
Speakerにおいては、前段でも触れたように「音像と音場の高次元での融合」を掲げ、ベリリウム振動板を搭載したCSTにより100 kHZという超広帯域再生を実現し、Silent*エンクロジャーやエアロダイナミック・ポートシステム(ADS) の採用により「正確な再生」を実現しています。CSTはフラッグシップのTAD-R1からTAD-ME1にまで採用されており、Evolutionシリーズにはエアロダイナミック・ポートの発展形であるBi-Directional ADS Portが採用され、豊かで自然な低域再生を実現しております。
Electronicsは、"Exclusive"からの技術を熟成し、全てのモデルで左右のチャネルだけでなく、正と負の同一性を保持すべく、同一基板/同一ユニットを配することで入力から出力まで完全な同一性にこだわったデュアルサーキットテクロジーを採用しています。更に、音の純度を極めるため、TAD独自の部品も多く採用しています。
Silent* Structurally Inert Laminated Enclosure Technology
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