Power amplifier
M1000
“Evolutionシリーズ”のSACDプレーヤー「TAD-D1000」やD/Aコンバーター「DA1000」とデザインを揃え、システムとしての美しさを追求しました。電圧増幅段回路および電源グランドデザインを見直し、新規部品の採用により、ハイスピードなレスポンスと革新的な音質の向上を実現しています。
テクノロジー
正確性を目指した完全な対称性
スピーカーをどこまでも正確にドライブするために、回路方式から構造面に至るまですべての対称性にこだわり、徹底的にバランスを追求しました。500W/2chという大出力を生み出す増幅回路は、入力から出力段までL/Rを完全に独立させ、2台のアンプをバランス接続したBTL(バランスアンプ)方式を採用。電源トランスから整流回路、平滑回路、安定化回路など、すべての電源回路をL/R独立とし、正・負も完全対称に設定しています。
高強度の筐体による振動制御
極僅かな振動であっても音質に影響を及ぼすため、振動制御を徹底しています。インシュレーターには、クロモリ鋼を用いたスパイクを特殊鋼で強固に支える、高強度の素材を組み合わせた構造を採用。筐体の高重量をしっかりと保持します。荷重ポイントの明確化や、可動式スパイクベース採用により、床面からの振動を低減。これにより、アイソレーション性能を高め、音の情報量、力感、空気感の向上を図っています。
高強度の筐体による振動制御
極僅かな振動であっても音質に影響を及ぼすため、振動制御を徹底しています。インシュレーターには、クロモリ鋼を用いたスパイクを特殊鋼で強固に支える、高強度の素材を組み合わせた構造を採用。筐体の高重量をしっかりと保持します。荷重ポイントの明確化や、可動式スパイクベース採用により、床面からの振動を低減。これにより、アイソレーション性能を高め、音の情報量、力感、空気感の向上を図っています。
高効率を徹底して追求
圧倒的なスピード感とエネルギー感を両立させるために、大容量トロイダル電源トランスと電解コンデンサーを備えたアナログ型電源回路とクラスD出力段を組み合わせ、高速応答性に優れた高純度増幅段を実現。電源エネルギーをストレートにスピーカーへと伝達します。音の立ち上がりにもこだわり、リード線のない超低ON抵抗Direct FETを採用。クラスDの高効率特性により発熱が少なく、特別に放熱器を設けることなく500W/2chという大パワーを実現しています。
仕様
パワーアンプ 「TAD-M1000-K/S」の主な仕様
定格出力 | 500 W (JEITA、2チャンネル同時駆動、20 Hz ~ 20 kHz、T.H.D. 1.0 %、4 Ω) |
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定格歪率 | 0.05 %以下(20 Hz ~ 20 kHz、250 W、4 Ω) |
SN比(入力ショート、Aネットワーク) | 112 dB 以上 |
周波数特性 | 5 Hz ~ 50 kHz、-3 dB |
利得(Balance) | 29.5 dB |
入力端子(感度/インピーダンス) | 1.5 V/220 kΩ(Balance) / 0.75 V/47 kΩ(Unbalance) |
電源電圧 | AC100 V、50 Hz / 60 Hz |
消費電力 | 250 W (待機時消費電力0.5 W) |
外形寸法(W×H×D) | 440 mm × 148 mm × 479 mm |
質量 | 29 kg |
TAD-M1000-S (Silver) フロント
TAD-M1000-K (Black) フロント
TAD-M1000-S (Silver) リアパネル