報道資料
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2011年9月28日
株式会社 テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-3
TAD Referenceシリーズの思想と技術を受け継いだ、スリムな形状のフロア型スピーカー
TAD Evolutionシリーズ「TAD-E1」を新発売
商品名 | 製品名 | 希望小売価格(税込) | 発売時期 |
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スピーカーシステム | TAD Evolution one TAD-E1-WN |
1,050,000円(1本) | 11月中旬 |
企画意図
株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(TADL)は、妥協しないものづくりにこだわり、最高の音質を目指したハイエンドオーディオ「Referenceシリーズ」のスピーカーシステム「TAD-R1」、「TAD-CR1」や、パワーアンプ「TAD-M600」、ディスクプレイヤー「TAD-D600」を発売しています。また、デジタル技術に対応した「Evolutionシリーズ」としてパワーアンプ「TAD-M2500」、「TAD-M4300」、プリアンプ「TAD-C2000」を市場に導入しています。
この度発売するEvolutionシリーズのスピーカーシステム「TAD-E1」は、独自の蒸着法で加工したベリリウム振動板を採用したCST(Coherent Source Transducer)ドライバーを搭載するなど、「TAD-R1」「TAD-CR1」で培った技術を受け継ぐことで、点音源再生と自然でなめらかな音場空間表現を実現しています。
当社は、Evolutionシリーズのラインアップを拡充することで、お客様の幅広いニーズに応えるとともに、ブランドの強化を図ってまいります。
TAD-E1の主な特長
1) 「なめらかな音」と「自然な音の広がり」を再現する同軸スピーカーユニット「CSTドライバー」を搭載
本機は、位相の一致したポイントから、広帯域にわたって指向性をコントロールして再生する同軸スピーカーユニット「CSTドライバー」を搭載しており、安定した定位と自然な音場空間を再現します。ミッドレンジのコーン形状は、同軸配置したトゥイーターの指向特性をコントロールするように設計され、トゥイーターとミッドレンジのクロスオーバーにおける位相特性と指向特性とを一致させることで、全帯域で自然な減衰特性と指向放射パターンの両立を実現し、CSTドライバーのみで250Hz~100kHzという超広帯域再生が可能です。
2) トゥイーターに独自の蒸着法で加工したベリリウム振動板を、ミッドレンジには軽量で高内部損失のマグネシウム振動板を採用
トゥイーターの振動板に、軽量で剛性に優れたベリリウムを採用しています。独自に開発した蒸着法を用い、内部損失を大きくすることにより、優れた高域共振の減衰特性を実現しています。また、トゥイーターの形状設計には、コンピュータ解析による独自の最適化手法「HSDOM(Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Method)」を採用しており、分割振動とピストンモーションをバランスよく組み合わせることで、100kHzまでの超広帯域再生を実現しています。ミッドレンジには、マグネシウム振動板を採用することで、材料固有の共振音の影響を排除し、歪みの少ない音を再生します。
3) ウーファーに、歪みが少なく高いリニアリティの新開発振動板「Multi-layered Aramid Composite Shell Diaphragm」を採用
ウーファーに、軽量で高剛性なアラミド繊維の織布と不織布を何層にもラミネートした新開発の振動板を採用し、センターキャップとコーンをシェル状(殻形状)に一体化することで、豊かな低音再生とクリアな中低域再生を実現しています。また、強力なネオジムマグネットを使用したTポール型磁気回路の採用により、小さな振幅から大きな振幅まで均一な駆動力を実現しています。
4) キャビネットの不要共振を低減するSILENT(Structurally Inert Laminated Enclosure Technology)エンクロージャーを採用
高剛性の樺(バーチ)合板を骨組みに使用し、高内部損失のMDF材と組み合わせることで、高い強度と低い共振を実現するSILENTエンクロージャーを採用しています。後部をティアドロップ形状にすることで、音の回り込みをコントロールして音場の再現性を高めるとともに、キャビネットの不要共振を低減しています。また、エンクロージャー内部の定在波解析を行い、最適な吸音材を選定して効果的に配置することで、音像・音場に悪い影響を及ぼす内部定在波を排除しています。
5) ウーファーの能力を引き出すエアロダイナミックポートを採用
大入力、大振幅時にも、スピーカーユニットがストレス無く駆動し、クリアな低音を再生するフレア形状のエアロダイナミックポートを採用しています。
6) エンクロージャー内部の音圧影響を排除したISO(Isolated)マウントネットワークフィルターを採用
剛性の高いアルミベースにネットワークフィルターをマウントしてベース部に格納したISO(Isolated)マウントネットワークフィルターを採用しています。エンクロージャー内の内部音圧の影響を排除し、クリアな低音を再生します。
主な仕様
型式 |
3ウェイ位相反転式フロア型 |
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スピーカー構成 | 3ウェイ方式 |
ウーファー | 18 cmコーン型×2 |
ミッドレンジ / トゥイーター | 同軸14 cmコーン型 / 3.5 cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 28 Hz~100 kHz |
クロスオーバー周波数 | 250 Hz、2 kHz |
出力音圧レベル | 88 dB(2.83 V・1 m) |
適合アンプ出力 | 50 ~ 250 W |
公称インピーダンス | 4 Ω |
ユニット極性 | 低域(+)、中域(+)、高域(+) |
外形寸法 | 1 162 mm (H) x 334 mm (W) x 512 mm (D) |
質量 | 54 kg |
付属品 | スパイクコーン x 3 pcs 転倒防止スパイク x 2 pcs スパイク受け x 3 pcs ショートケーブル(シングルワイヤ用ショートタイプ) x 1 pcs ショートケーブル(シングルワイヤ用ロングタイプ) x 1 pcs クリーニングクロス |