報道資料

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2017年9月22日
株式会社 テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-3

TADの独自技術と音の思想を継承したコンパクトなブックシェルフ型スピーカー
Micro Evolution One“TAD-ME1”にシルバーカラーモデルを追加

TAD-ME1-SとTAD-ST3-Sの組合せ

<TAD-ME1-SとTAD-ST3-Sの組合せ>

商品名 型 番 カラー 希望小売価格
(税別)
発売時期
スピーカーシステム TAD-ME1-S シルバー 550,000 円(1本) 11月下旬
スピーカースタンド TAD-ST3-S シルバー 200,000 円(ペア) 11月下旬

企画意図

株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズは、昨年11月に発売した小型ブックシェルフ型スピーカーシステムMicro Evolution One「TAD-ME1」のシルバーカラーモデル「TAD-ME1-S」を発売します。

本機は、ベリリウム振動板をトゥイーターに採用した9cmCST※1ドライバーや、エンクロージャーの両サイドにスリット状のバスレフポートを設置した「Bi-Directional ADS※2ポート」を採用することで、正確な音像定位と優れた音場表現とともに、小型でありながら自然かつ豊かな低音域再生を実現しています。また、エンクロージャーには温かみと落ち着きのあるチタニウムシルバー塗装を施し、高光沢な鏡面仕上げにすることで、より一層洗練されたデザインにしています。

当社は、“Evolutionシリーズ”のラインアップを拡充することで、より多くのお客様のニーズに応えていきます。

※1 CST : Coherent Source Transducer
※2 ADS : Aero-Dynamic Slot

主な特長

1) 精悍で美しい 「チタニウムシルバー鏡面仕上げ」のエンクロージャー

エンクロージャーの全周にチタニウムシルバー塗装を施すとともに、一本一本丹念に磨き上げて高光沢な鏡面仕上げにしています。熟練の職人が17工程にも及ぶエンクロージャーの塗装吹き付け、研磨、最終クリア塗装の磨き上げ作業を丁寧に時間をかけて行っています。また、サイドのBi-Directional ADSポートを構成する鋼板には砂目調塗装を採用し、異なる質感の色や素材を組み合わせることで、深い色味で艶気のある精悍なデザインに仕上げています。



2) 定位に優れ、自然な拡がりを再現する9cmCSTドライバーを搭載

TAD独自のCSTドライバーは、ミッドレンジとトゥイーターの音源位置を揃えることで、ミッドレンジの振動板をトゥイーターのウェイブガイドの一部として動作させるように設計しています。ミッドレンジとトゥイーターのクロスオーバーにおける位相特性と指向特性を一致させることで、全帯域にわたって自然な減衰特性と理想的な指向性パターンを実現させています。

トゥイーターの振動板材料には、軽量で剛性に優れ内部損失の大きいベリリウムを使用し、コンピューター解析による最適化手法「HSDOM※3」を用いて形状設計を行うことで、分割振動とピストンモーションの最適バランスを導き出しています。これらにより超高域60kHzまでの周波数特性を実現しています。

ミッドレンジには、実用金属の中で最も軽く、内部損失が大きいマグネシウムを使用することで材料固有のカラーレーションを排除し、ひずみの少ない澄み切った中音域を再生します。

このCSTドライバーは、420Hzから60kHzという広帯域にわたり位相特性・指向特性に優れ、安定した定位と自然な音場空間をもたらします。

※3 HSDOM : Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Method



3) リニアリティーの向上と駆動力の最適化を図ったMACC※4振動板16cmウーファーを採用

理想的な特性を得るために、ウーファー用にアラミド織布と異素材の不織布をラミネートした振動板を採用し、振動板を忠実に駆動させるために高強度のチタン製ボビンをボイスコイルに採用しています。これらにより高い放熱特性による優れたパワーリニアリティを確保し、クリアな低音を再生するとともにカラーレーションのない素直な中低域再生を実現します。

また、LDMC※5採用の磁気回路や発泡ポリカーボネート系ウレタンエッジの採用により、駆動系と支持系のリニアリティーを高めるとともに、大型フェライトマグネットによる強力な駆動力と、最適化されたバスレフエンクロージャーとのマッチングによって、ひずみのないクリアで豊かな低音を再生します。

※4 MACC : Multi-layered Aramid Composite Cone
※5 LDMC : Linear Drive Magnetic Circuit



4) 低域を自然かつ豊かに再生する「Bi-Directional ADSポート」を採用

エンクロージャーの両サイドパネルにスリット状のポートを配置し、前後へ開口部をレイアウトするとともに、開口部への導入部をホーン形状にすることで、滑らかに効率よくポートを駆動させています。また、大振幅時のポートノイズを低減するとともに、ウーファー再生帯域内に強く影響を及ぼす低次内部定在波のポートからの漏洩を抑制することで、クリアでレスポンスの良い中低音域再生を実現しています。さらに、ポートを前後・左右に対称レイアウトとすることで、エンクロージャーを振動させる力を打ち消し、豊かで、力強い低域再生を実現しています。



5) 不要共振を低減するSILENT※6エンクロージャーを採用

高剛性の樺(バーチ)合板のフレームと、高内部損失のMDF材の外装パネルを組み合わせることで高い強度と低い共振を実現したSILENTエンクロージャーを採用しており、4mm厚の鋼板パネルで左右から挟むことでキャビネットの不要共振を低減しています。また、エンクロージャー内部の定在波解析を行い、最適な吸音材を選定して効果的に配置することで、音像・音場に悪い影響を及ぼす内部定在波を排除しています。

※6 SILENT : Structurally Inert Laminated Enclosure Technology



6) 干渉を最小にするため独立してマウントされたネットワークフィルターを採用

CST用(トゥイーター/ミッドレンジ)とウーファー用のネットワークフィルターを分割配置することによって各々の干渉を最小に抑えています。

CST用のフィルターには、厳選されたPPフィルムコンデンサ・無誘導抵抗・空芯コイルなどを使用し、16cmウーファー用には磁気特性に優れる低損失コアを用いたコイルを使用することで、直列に挿入される抵抗分を可能な限り低減するとともに、厳選された低損失電解コンデンサ・無誘導巻線抵抗・空芯コイルなどを使用しています。これらによりひずみのないクリアな音質と音場を再現しています。

各定数は、音響出力特性・エネルギー特性・インピーダンス特性等を最適化するように決定し、レスポンス及び、位相特性を最適化するスロープ特性を実現しています。

スピーカー「TAD-ME1-S」の主な仕様

型式 3ウェイ バスレフ ブックシェルフ型
スピーカー構成 3ウェイ方式
ウーファー 16 cmコーン型

ミッドレンジ / トゥイーター

同軸9 cmコーン型 / 2.5 cmドーム型

再生周波数帯域 36 Hz ~ 60 kHz
クロスオーバー周波数 420 Hz、2.5 kHz
出力音圧レベル 85 dB(2.83 V・1 m)
最大入力 150 W
公称インピーダンス 4 Ω
ユニット極性

低域(+)、中域(+)、高域(+)

外形寸法 (W×H×D) 251 mm × 411 mm × 402 mm
質量 20 kg
付属品 ショートケーブル x2 、クリーニングクロス、滑り止めパッド x4