TAD-C2000
USB入力のPC設定について

対応動作環境

まず、最初にPC側との接続環境をご確認ください。

対応端子 :USB2.0ハイスピード端子。Bタイプ。
接続ケーブル :USB2.0ハイスピード対応品。
本機の入力 :D3

PC側のドライバー

初期設定モード

本機は初期設定状態で USB interface audio class 1.0に準拠しています。
対応サンプリング周波数 : 44.1 KHz、48 KHz、88.2 kHz、96 kHz
その他のフォーマットのファイル再生時には、PC再生プレーヤーによっては、上記対応フォーマットに変換することが可能です。

汎用OSの標準ドライバーで本機は認識できますが、実際に確認が済んでいるOSは下記になります。

Windows XP SP3(32bit)、Windows Vista SP2(32bit)
Windows 7(32bit/64bit)、Mac OS 10.5、Mac OS 10.6

USB2モード

本機は設定を変更することにより、USB interface audio class 2.0に準拠します。
対応サンプリング周波数 : 44.1 KHz、48 KHz、88.2 kHz、96 kHz、176.4 kHz、192 kHz
スタンバイ状態で MUTEキー、MENUキーを押しながら、スタンバイ/POWER ONキーを押すと、D3入力がUSB interface audio class 2.0準拠になります。

動作確認が済んでいるOSは下記になります。

Mac OS 10.6:
上記操作後、D3入力にした状態でMac PCと接続すると、PCに自動的にドライバーがインストールされます。
*Mac OS 10.5以前のバージョンは非対応です。初期設定モード のUSBモードでお楽しみください。
再生ソフトは MAC OSでは 、iTunesにて動作確認しています。
Windowsの場合、専用ドライバーのインストールが必要になります。

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再生ソフトは、Windowsでは foobar2000 にて動作確認を行っております。
ASIO4ALL,WASAPIなどのカーネルミキサーをバイパスするソフトと併用することにより、高音質で安定した再生が得られます。
ASIO4ALLの設定では、sample数を1024に設定して確認しています。
WASAPIの設定では、バッファー長を1960 msに設定して確認しています。

また、192 kHzなどのハイサンプリング伝送を行う場合、PCのスペックによっては 動作に不具合が生じる場合があります。

非対応PC(Mac OS 10.5以前の MAC PCや、専用ドライバーをインストールする前のWindows PCなど)を、USB2モードに設定した本機とUSB接続しないでください。
PCの動作が、極端に遅くなったり、操作不能になることがあります。そのような状態になった場合、PCを再起動する必要があります。

1. 音声が出ないとき

TAD-C2000の電源がスタンバイであったり、入力がD3ではない場合にはPC側の再生ソフトを起動しないでください。 入力をD3に切り替えた後にパソコンの再生ソフトを起動してください。

2. OSエラー音を出したくないとき

初期のOSの設定では、本機を通し、スピーカーからOS起動音、エラー音などが出力されます。 音楽信号以外を再生させたくない場合は、下記設定を行うとこれらの音声を出力されないようにできます。

3. 出力サンプリング周波数の設定

再生するファイルのサンプリング周波数と、転送するサンプリング周波数をあわせることにより、周波数変換を行わずに転送することができます。
ASIO4ALL,WASAPIなどのカーネルミキサーをバイパスする設定で使用している場合は、この設定に関係なく、ファイル毎のサンプリング周波数で転送されます。
高いサンプリング周波数が設定されていると PCのスペックが低い場合、音声再生に乱れが生じることがあります。
その場合は、ビット数/周波数を「2チャンネル、24ビット、44100 Hz」などの低いレートに設定してください。
Windows XPでは、詳細の設定変更はできません。

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